辛い時、改めて“銀行員と言う立ち位置”を考える

銀行員と言うと、スマートな仕事と思われがちですが、すごく神経を使う上に地味で細かい仕事が多い職種です。
8年間、大手都銀で融資・外為関係の仕事をしていました。刻一刻と変わる為替相場、現金その場限りの接客…小さなミスから取り返しのつかない事になる恐怖感から、精神的に疲れ切っていました。
仕事での緊張感に加えて、優秀な人材がそろう中での人間関係。スマートに立ち回る同僚も多く、自分と比べて落ち込むことも多かったです。

緊張感の中、働き続ける事に疲れて、転職をするか?と悩むことも多いと思います。
ただ、その時、落ち着いて考え直してほしい事があります。
銀行員と言う職業は、世間的に見て本当に一目置かれ、信用される職種なのだと言う事です。
ステータスと言うと誤解があるかもしれませんが、『自分は銀行で働いている!』と言う自信が、自分の中のどこかにあるかと思います。
銀行と言う組織の中にいる時は、それが当たり前になっているので『ツライ!辞めたい!』と言う気持ちが膨らんでいくのですが、一度辞めてしまうと失う物の大きさに気づくはずです。
精神的に病んでしまい、どうしても続けて行く事が出来ないようなケースは別です。そう言う場合は、早急にストレスを取り払う為に、転職する必要があるかもしれません。
しかし、他に向いている仕事があるのでは?この緊張感の毎日から解き放たれたい!と言う気持ちからなら、今一度銀行員でいると言う“社会的な立ち位置”を大切にしてみてもいいと思います。

なぜそのように考えるかと言うと、自分が転職し、銀行員であると言う自信が自分を支えていた事に気づいたからです。
緊張感の高すぎる毎日に疲れ、比較的仕事がのんびりな契約社員に転職しました。
希望通りに転職して、ストレスを感じない毎日かと思いきや、そこで1番感じた事は、『ぬるい毎日だな』と言う事です。
職場自体のんびりした空気感。正直に言うと、調子が狂いました。
緊張感が高く、疲れ切っていた中にも、やりがいと自信を持って働いていた事に、辞めて初めて気づいたのです。

正直、辛い事も多いです。大きな金額の相場や金利を取る時には手が震える事もありました。
実務で、本当に頼れる人が出世していないのに、スマートに立ち回り要領がいい人が出世していく世界でもあります。世間より学力社会でもあると思います。
私が見た銀行はそんな世界でしたが、一歩外から見れば銀行員である事で、皆一目置いてくれているのです。
そう思えば、もう少しここで頑張ってみよう!と言う気持ちも涌いてくるのではないでしょうか?

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