銀行員になって後悔したと感じる方に伝えたいこと

学校を卒業してから約11年、私は地元にある地方銀行で銀行員をしていました。両親ともに金融機関に勤めていた経験があったので、あまり深く考えずに自分も金融機関でいいかな、と安易に就職先を決めてしまいました。

入行してからまもなく、安易に銀行員になったことを後悔しました。電話や窓口でのお客様応対がひっきりなしにあり、就業中はとにかく時間と人に追われて一日が終わるといった感じでした。また覚えることがとにかく多く、日常の業務、関連する法律や取扱商品、必要な資格取得のための勉強など、家に帰ってからもなかなか休まる暇がありません。
上司や先輩、お客様からお叱りを受けることがあると、自分は銀行員に向いてなかったんじゃないか、辞めるなら早いうちのほうがいいのではないかと何度も考えました。
それでもとりあえず3年は続けてみようと決めて日々の業務をこなしているうちに、徐々に仕事が楽になったと感じるようになりました。
もちろん仕事や社会人生活に慣れてきたのもあります。けれど一番大きかったのは自分の得意分野の仕事を任されるようになったことでしょうか。
当時はいろいろな書類が紙からデータへの移行時期にありましたが、それまで銀行では専用端末で業務のほぼすべてが完結していたのもあり、PCスキルを持つ人があまりいませんでした。私は将来的な転職も視野に入れて少しずつパソコンの勉強をしていたのもあり、重宝して使ってもらえるようになりました。
銀行にはいろいろな業務があります。事務も接客もセールスもオールマイティにこなせるのが一番なのでしょうが、なにかひとつ武器になるものがあるとそれだけで自信がつきます。
また、自分の得意なものを伸ばすことによって、いざ銀行員を辞めて転職を考えたときにそれがきっと役に立ちます。

私は結婚後夫の仕事の都合で銀行を退職し、一般企業に事務職として再就職しました。PCスキルと銀行員時代の知識、接客で培った人当たりの良さが大いに役立って、転職活動は比較的スムーズでした。
銀行に長年勤めたという経歴も一役買ってくれていたと思います。

どんな仕事でも言えることですが、長く勤めればそれだけ仕事は楽なることが多いです。簡単に見切りをつけてしまう前に、自分にできそうなことを見つけてみてはどうでしょうか?
もちろん心身を病んでまで銀行員に固執する必要はありません。
自分にあった道を見つけて、楽しく働けることを願っています。

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